京都府内で初めての新型コロナウイルス感染を受けて会見する府健康福祉部(30日午後10時29分)

京都府内で初めての新型コロナウイルス感染を受けて会見する府健康福祉部(30日午後10時29分)

 京都市に住む20代の中国人留学生の女性が新型コロナウイルスに感染したことが判明した30日、京都府が記者会見を開き、女性の現在の容体について「安定している」との認識を示した。せきの症状が出た後の外出も自宅近くのコンビニに買い物に1回行ったほか、救急車で医療機関に搬送されたのみと明らかにした。

 府によると、女性は16日から武漢市に里帰りし、22日に京都市内の自宅アパートに帰った。23日にせきの症状が現れ、28日に38度の熱が出たため救急車で医療機関に搬送された。

 府健康福祉部は、23~28日までの女性の行動について「25日か26日に自宅近くのコンビニに買い物に行ったと聞いていている」と説明。外出はこの1回のみでマスクも着用していたとした。普段の買い物は友人が代わりに行っていたうえ、女性の自室外に荷物を置き、直接受け渡ししないようにしていたという。

 28日に医療機関を受診したのは夜遅くだったといい、軽症で自宅に帰された際には「時間帯から言ってタクシーだったと思われる」との認識を示した。