明智光秀が築城した当時の穴太積みが残る石垣(京都府亀岡市荒塚町・大本本部)

明智光秀が築城した当時の穴太積みが残る石垣(京都府亀岡市荒塚町・大本本部)

 戦国武将明智光秀が築城した京都府亀岡市の旧亀山城跡の拝観が、4日から有料化される。昨年から観光客が急増していることを受け、所有する宗教法人大本本部が決めた。

 亀山城は1570年代、織田信長に命じられた丹波平定に際して光秀が築城したのが始まり。明治の廃城令で取り壊された後、1919年に大本教祖の出口王仁三郎が跡地を取得した。現在は、復元された石垣が残り、築城当時のままとされる穴太積みも見られる。
 これまで拝観希望者は無料で受け入れていたが、年間3千~3500人程度だった見学者が、光秀を主人公とするNHK大河ドラマの放映を前にした昨年は約1万2千人に跳ね上がった。今年はさらに多くの来訪が見込まれ、神苑の維持管理などの負担が増すことから、来年1月17日までの有料化を決めた。
 個人、団体にかかわらず、「ギャラリーおほもと」入館券として300円が必要(中学生以下無料)となる。見学者は築城からの変遷を解説するコーナーや、大本ゆかりの芸術作品を鑑賞した上で城跡を拝観。神域として立ち入りを禁じていた、光秀ゆかりの大イチョウがそびえる「天恩郷銀杏(いちょう)台」にも上がることができる。
 期間中無休。午前9時半~午後4時半。