五分咲きになった白梅(長浜市大島町・豊公園)

五分咲きになった白梅(長浜市大島町・豊公園)

咲き出した桜(長浜市高月町磯野)

咲き出した桜(長浜市高月町磯野)

 暖冬の影響で滋賀県湖北地方の植物に異変が起きている。長浜市大島町の豊公園にある梅林では、梅が例年より1カ月近く早く咲き始めた。市内では、高月町で桜が、余呉町ではザゼンソウが開花した。

 同公園管理事務所によると、梅の開花を確認したのは1月21日だった。30日には白梅が五分咲きに。園内にある約100本のうち、既に10本以上がほころび始めているという。
 琵琶湖のほとりにある同園は浜風にさらされ、市内でも比較的寒い場所だ。管理事務所職員の山岡信夫さんは「早いものでも開花は例年2月中旬ごろ。1月中に咲くとはやっぱり暖冬の影響ですかね」と驚く。
 同市高月町磯野の余呉川の土手に広がる桜並木では、咲き出した木がある。付近にはこの時期に咲くロウバイもあり、桜と同時に咲く不思議な光景が見られた。
 豪雪地帯で知られる県内最北端の集落、同市余呉町中河内では、例年4月上旬に開花するザゼンソウが早くも咲いている。湖北の自然環境に詳しい湖北野鳥センターの植田潤さんは「積雪がないことが影響しているのではないか」と話す。