紅白戦で連係を確認するサンガの選手たち。ウタカ(中央)は攻撃の中心となった=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場

紅白戦で連係を確認するサンガの選手たち。ウタカ(中央)は攻撃の中心となった=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場

 J2京都サンガFCは31日、沖縄県八重瀬町の東風平運動公園サッカー場で約1時間練習した。ピッチの4分の3を使い、11対11での紅白戦をキャンプで初めて行った。

 メンバーを入れ替え、ボールの奪い方など攻守の連係を確かめた。実好監督は「継続してやってきたことを微調整している段階。選手の疲労はなく、ボールの動きも良かった」と話した。
 2月1日はJ1G大阪、J2千葉と練習試合を行う。

■1トップ争奪戦 FWサバイバルはや激烈

 紅白戦やここまでの練習試合では、昨季と同様に1トップを採用する。昨年のチーム得点王だった一美が抜けた今、その座を巡るサバイバルレースが本格化している。今季加入した元J1得点王のウタカと元日本代表の李は、ともに高い得点能力を発揮。サンガ生え抜きの宮吉や、下部組織出身で2年目の服部も定位置獲得に燃えている。
 31日の紅白戦ではウタカ、李、宮吉、服部が最前線に入った。ウタカは力強いドリブルからゴールを奪い、体の強さを生かしたポストプレーも見せた。味方と重なったり、パスがずれたりと連係面は途上だが、「自分のプレーに難しい動きはない。今は周りと感覚を合わせる作業が重要」とし、ピッチ外でもチームメートと意思疎通を図る姿が目立つ。
 29日の練習試合で2得点を挙げた李はポジショニングの良さが出色だ。「前からボールを奪いにいきたい」と守備でも献身的な動きを見せる。
 ともに裏への抜け出しが得意な宮吉と服部も奮起する。昨季4ゴールにとどまった宮吉は、紅白戦で中川や中野らと細かいパス交換から1ゴール。「4、5人が関わってシュートまでいけた」と手応えを語る。19歳の服部も、ボールを受ける動きの質を上げようと、ウタカや李から積極的に助言を受ける。実好監督は「それぞれがいいポジションを取れてきている」とうなずく。
 1日はキャンプ最後の練習試合。得点源としてアピールするのは誰か。