無所属の山井和則衆院議員(比例近畿)は31日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染が急拡大している中国湖北省武漢市からの帰国者について「諸外国では2週間ぐらい一時隔離している。日本でもこういう取り組みをするべきだ」と述べ、強制的な隔離を政府に求めた。

 政府はチャーター機で武漢から帰国させた人に対し、症状やウイルスが確認されていない人にも当面は政府が用意した宿泊施設に滞在するよう求めている。大半は応じているが、現時点では人権上の配慮から強制はできず、自宅に戻った人もいる。

 山井氏は「今後帰国する人が増え、感染が拡大するリスクがある中で希望すれば自宅に戻ることを許していいのか。苦渋の選択かもしれないが、武漢から帰った人は国の施設なりで隔離するルールを作るべきではないか」と指摘。また、国が用意した宿泊施設の部屋数が足りず、帰国者が相部屋になっている点にも感染拡大防止の観点から疑問を呈した。