京都府内で初めて新型コロナウイルス感染が確認され、対応を協議する京都府の対策本部(30日午後10時、京都市上京区・府庁

京都府内で初めて新型コロナウイルス感染が確認され、対応を協議する京都府の対策本部(30日午後10時、京都市上京区・府庁

 京都府と京都市は31日、京都市上京区の府庁で共同会見し、新型コロナウイルスへの感染が確認された京都市内の20代中国人留学生の女性が、市立病院(中京区)に入院したと発表した。女性は快方に向かっているが精密検査で極めて軽度の肺炎症状があることが分かり、他の病棟から隔離された感染病棟に入った。

 女性は1月28日に発熱し、救急搬送で市内の病院を受診。画像診断で肺炎の症状が認められず、徒歩で帰宅し、単身で暮らす自宅で静養していたが、市の勧めで31日、市立病院を受診し、入院も了承したという。

 京都府などによると、女性は1月16日から武漢市に帰省し、22日に帰国。23日にせきが、28日に38度の高熱が出て京都市内の病院に搬送された。帰国後に自宅近くのコンビニに出掛けた以外は外出をしておらず、府健康福祉部は30日夜段階で「現時点で濃厚接触者を確認していない」としている。