京都市長選で4選を決め、支持者とともに万歳する門川氏(中央)=2日午後9時53分、京都市中京区

京都市長選で4選を決め、支持者とともに万歳する門川氏(中央)=2日午後9時53分、京都市中京区

門川大作氏

門川大作氏

 任期満了に伴う京都市長選は2日、投開票され、公明党と自民党京都府連、立憲民主党府連、国民民主党府連、社民党府連推薦の現職門川大作氏(69)が、いずれも新人で、共産党とれいわ新選組が推薦する弁護士福山和人氏(58)、前京都市議村山祥栄氏(41)を破り、4選を果たした。12年ぶりとなる3極対決で混戦となったが、門川氏が政党や団体の組織に支えられて抜け出した。投票率は40・71%で、前回から5・03ポイント上がった。
 京都市長の4選は1950年から4期務めた高山義三氏(故人)以来、2人目となる。
 推薦政党の枠組みでは、「国政与野党相乗り対共産」という事実上の一騎打ちだった構図が12年ぶりに変わった。門川市政3期12年の評価を軸に人口減少への対応、観光政策、財政の立て直しなどが争点となり、激しい論戦を繰り広げた。同市長選では今回初めて18、19歳が投票権を得た。
 門川氏は、推薦政党や経済界、各種団体でつくる「未来の京都をつくる会」を選挙母体に、待機児童ゼロなどの実績を強調し、市政の継続と挑戦を訴えた。訪日観光客の急増による「観光公害」の課題が浮き彫りになり、多選批判もある中で競り勝った。