たいまつや剣などを振りかざし、舞台で踊る鬼たち(3日午後3時25分、京都市上京区・廬山寺)

たいまつや剣などを振りかざし、舞台で踊る鬼たち(3日午後3時25分、京都市上京区・廬山寺)

たいまつや剣を振りかざし舞台を歩く鬼(3日午後、京都市上京区・廬山寺)

たいまつや剣を振りかざし舞台を歩く鬼(3日午後、京都市上京区・廬山寺)

炎と煙が、鬼に迫力を添える(3日午後、京都市上京区・廬山寺)

炎と煙が、鬼に迫力を添える(3日午後、京都市上京区・廬山寺)

 節分の3日、京都市上京区の廬山寺で厄よけの法要「追儺(ついな)式鬼法楽」が営まれた。欲深さ、怒り、愚かさという三つの煩悩を現した3匹の鬼が儀式を通じて退治されるさまを、大勢の参拝者たちが見守った。

 午後3時すぎ、境内の元三(がんざん)大師堂で護摩をたいて祈願が始まると、たいまつと剣を持った赤鬼、おのをかついだ青鬼、つちを手にした黒鬼が登場した。鬼は隣接の特設舞台に上がり、ゆったりしたしぐさで剣などを振りかざした後、儀式を邪魔しようと、堂内にも入り僧侶を取り巻いて踊ったが、法力で弱り、苦しそうに逃げ去った。
 追儺式鬼法楽は平安時代中期、村上天皇の時代に起源を持つと伝わる。天台座主を務め、廬山寺を創建した元三大師・良源が鬼を退治したとされる故事にちなみ、「鬼おどり」の通称で知られている。