64年の東京五輪で授与された金メダル

64年の東京五輪で授与された金メダル

1964年東京五輪の写真や新聞記事が並ぶ会場で、当時を振り返る中島さん(京都市中京区・一怜縁)

1964年東京五輪の写真や新聞記事が並ぶ会場で、当時を振り返る中島さん(京都市中京区・一怜縁)

 「東洋の魔女」と呼ばれ、1964年東京五輪で金メダルを獲得したバレーボール女子日本代表の戦績を振り返る写真パネル展が、京都市中京区夷川通東洞院西入ルの紅茶専門店「一怜縁(いちれいえん)」で開かれている。主力選手だった中島(旧姓・半田)百合子さん(79)=滋賀県高島市=が受け取ったメダルも展示しており、中島さんは「2020年東京五輪の盛り上げにつながれば」と期待している。

 企画したのは、バスケットボールの元実業団選手で、中島さんと50年来の友人の山科文子さん(78)=京都市中京区。引退後の中島さんは京都産業大で講師を務めた時期もあり、山科さんは「かつて中島さんが学生を教えていた京都で、東洋の魔女のことを知ってもらいたい」と語る。
 
 展示されるメダルは中島さんが10代を過ごした栃木県栃木市に20年以上前に寄贈し、今回の展示のために借り受けたもの。56年を経た今も金色の輝きを放っている。河西昌枝主将らのサイン入りの記念写真や、国際バレーボール連盟から贈られた「20世紀で最も優れた女子チーム」の表彰状など、中島さんが所蔵するゆかりの品6点を並べた。
 
  また、日本が優勝を決めたソ連戦を報じる64年10月24日の京都新聞朝刊を中心に、新聞記事と写真のパネル計15点も展示しており、当時の熱気がうかがえる。

 中島さんは2月中の土、日曜ごとに会場を訪れる予定で、「気楽に見て楽しんでほしい」と話す。金メダルの展示は2月中の土日の正午から午後5時まで。火、金曜定休。営業時間は正午~午後10時。入場無料。一怜縁080(7744)9343。