金銭的な悩みを抱えるアスリートの支援を訴えた村田選手(中央)=東京都渋谷区

金銭的な悩みを抱えるアスリートの支援を訴えた村田選手(中央)=東京都渋谷区

 経済的な問題が活動のネックになっている選手やチームを支えようと、会員制交流サイト(SNS)を手がける「ミクシィ」は5日、スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」の立ち上げを発表した。ウェブ上での資金寄付や情報拡散を通じて応援する仕組み。東京都内で同日にあった会見に世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太選手(帝拳、南京都高出)が出席し協力を呼び掛けた。

 支援方法は2通り。Unlimに登録したアスリート・チームを公式サイト上から選び、10円~30万円の幅で寄付する。寄付金額の67~83%がアスリート・チームに配分される。登録審査や配分率の決定は、元五輪メダリストや球団経営者らでつくる一般財団法人が担う。もう一つはSNSのアスリート紹介の記事や情報をシェア(共有)してもらう。賛同者を増やし応援の輪を広げるのが狙いだ。

 対象アスリートは、プロは公営競技以外、アマチュアは五輪・パラリンピック競技で日本選手権出場程度のレベル。Unlimの活動に共感する村田選手は「ボクシングは日本チャンピオンになっても他の仕事をしないと(生活できない)。チャンピオンなのにチャンピオンが副業といった状況を打破しないといけない」と語り、新たな支援システムに期待を寄せた。