取引先や知人からの返信を装ったメールを開くと感染する新型コンピューターウイルス「エモテット」に感染した組織が約3200に上ることが7日、サイバー攻撃対策の専門機関のまとめで分かった。感染するとパソコンに保存されていたメールアドレスやID、パスワードが盗み取られ、さらに他人にウイルスを送り付ける。専門家は注意を呼び掛けている。

 エモテットは昨年後半から世界各地で流行しており、菅義偉官房長官も昨年11月、東京五輪・パラリンピックの関係機関に注意喚起した。今年1月には新型コロナウイルスの情報提供を返信メールの形で送り付ける悪質な例も確認されている。