スマホの画面の中で絵が動き出す「とりっくあーと」。ARと現実世界を重ねて一緒に写真を撮ることもできる(京都市右京区・さがの温泉天山の湯)

スマホの画面の中で絵が動き出す「とりっくあーと」。ARと現実世界を重ねて一緒に写真を撮ることもできる(京都市右京区・さがの温泉天山の湯)

 京都市右京区の入浴施設「さがの温泉天山の湯」に、AR(拡張現実)技術を使って楽しむ不思議な絵「とりっくあーと」がお目見えした。スマートフォンをかざして見ると、絵が動き出す仕掛けで、写真共有アプリ「インスタグラム」の撮影地として人気を集めている。

 同施設の13周年を記念し、駐車場近くの壁に高さ約2メートル、幅約4メートルの巨大な絵を設置した。嵐山の茶屋でくつろぐ舞妓と客を呼び込むおかみが描かれている。

 スマートフォンで専用アプリをダウンロードし、スマホ越しにかざして見ると、壁の絵が動き出す。侍がおかみさんに服を引っ張られたり、温泉が吹き上げたりする短い物語が展開される。

 ARの登場人物や風景と一緒に写真撮影もでき、「インスタ映え」を狙う若者にアピールする。同施設は「とりっくあーと」を撮影し、SNS(会員制交流サイト)に投稿すると、入館料を割り引くサービス(来年1月末まで)も実施中で「浴場もSNSで発信する時代になった。施設とともに楽しんでもらいたい」としている。