府道亀岡園部線千歳北工区のバイパス開通を祝うテープカット。地元保育園児たちも通り初めに参加した(京都府亀岡市千歳町)

府道亀岡園部線千歳北工区のバイパス開通を祝うテープカット。地元保育園児たちも通り初めに参加した(京都府亀岡市千歳町)

府道亀岡園部線バイパスの開通区間

府道亀岡園部線バイパスの開通区間

 府道亀岡園部線の千歳北工区バイパス(京都府亀岡市千歳町-同市馬路町、1・4キロ)の開通感謝式がこのほど、現地で行われた。離合が難しかった現道西側に歩道を含む幅員約10メートルの道路を新設し、国道9号へのアクセスを向上させる。9日に開業したサンガスタジアム京セラ(府立京都スタジアム)周辺の渋滞抑止効果も期待されている。

 千歳町-馬路町の現道の幅員は約5メートル。大型車のすれ違いは困難で、歩道もなく歩行者や自転車の通行に課題があった。沿道7自治会でつくる亀岡園部線整備促進協議会の要請を受け、府が2012年度に事業化した。総事業費は約9億円。
 開通したのは、千歳町自治会館南側から府道郷ノ口余部線・三日市交差点の間。車道幅員は6メートル(片側1車線)で、歩道幅も2・5メートルを確保した。
 スタジアム開業に伴い、府と市は観戦客に、JR山陰線など公共交通の利用を呼び掛ける。ただ自家用車で来場する客も一定数あるとみており、その場合は、中心市街地の渋滞抑止のため、京都縦貫自動車道千代川インターチェンジ(IC)から桂川の東地域を通るルートを迂回(うかい)路として誘導する。バイパス開通で同ICへの接続環境も向上し、交通量分散の効果も期待されている。
 7日に行われた式典では、地元川東保育所の園児27人が祝い太鼓を披露。京都サンガFCのマスコットキャラクターのパーサくんも参加し、住民ら約100人が通り初めした。桂川孝裕市長は「スタジアムのこけら落とし前に開通したのはありがたい。川東地区の利便性が高まり、観光振興にも大きな効果がある」と語った。