大鍋で煮た聖護院だいこんを盛り付ける檀家の女性たち(宇治市五ケ庄・藏林寺)

大鍋で煮た聖護院だいこんを盛り付ける檀家の女性たち(宇治市五ケ庄・藏林寺)

 京都府宇治市五ケ庄の藏林寺で12日、恒例の「厄よけ大根焚(だ)き法要」があった。地元の住民たちが訪れ、大鍋で煮込まれた熱々の大根を味わい、無病息災を願った。

 近くの高齢者施設からの依頼をきっかけに始まり、今年で34回目。檀家の女性や地域ボランティア30人が集まり、前日から聖護院だいこん約70個と油揚げを大鍋で煮て、約350食分を準備した。

 本堂で笹田宏善住職(43)が読経した後、味の染みた大根と山菜ご飯が有料で振る舞われた。「難を転じる」の意味で、容器にはナンテンの葉が添えられた。

 同市木幡から孫と一緒に訪れた女性(68)は「とてもおいしい。しっかり食べたので来年も健康でいられそうです」と話していた。