パワハラの予防や対策について考えた講演会(京都市上京区・同志社大)

パワハラの予防や対策について考えた講演会(京都市上京区・同志社大)

 パワーハラスメントの予防や対策について考える講演会「様々なハラスメントとパーソナリティー障害(人格障害)」がこのほど、京都市上京区の同志社大で開かれた。多くのケースが法律では根本解決につながらないとし、「行為者の特性を理解し、関わり方や職場のマッチングを考えてほしい」と話した。

 社会保険労務士らでつくるNPO法人「あったかサポート」が主催。パワハラが社会問題化する中、背景に人格障害が潜むケースもあることから、理解を深める狙いという。
 近畿大法学部の三柴丈典教授は「解決の黄金律はなく、一件一件悩んでいくしかない」とした上で、パワハラの自覚のない行為者に対する対応策の一つとして、「『太陽と北風』の考え方が有効。気持ちに寄り添い理解を示す一方、ルールでこれ以上やってはいけない行動を明確に通告することが必要」と強調した。
 京都医健専門学校の戸次誠さんは、「行為者の背景に、認められたい、幼少期の愛情不足などがある場合もあり、ふかんして見ることも大切」と話した。