2台の8K対応テレビに映し出された渡月橋のライブ映像と嵯峨野地区の映像(13日午後6時45分、京都市右京区)

2台の8K対応テレビに映し出された渡月橋のライブ映像と嵯峨野地区の映像(13日午後6時45分、京都市右京区)

 高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを使った観光客の誘導実験を、NTTドコモとシャープなどが13日夜、京都市の嵯峨嵐山地域で開催中の「京都・嵐山花灯路」で始めた。ライトアップされた渡月橋や竹林の様子が高精細な8K映像で楽しめる。

 NTTドコモが5Gの実証実験を京都で行うのは初めて。嵐山花灯路では近年、渡月橋一帯に来場者が集中しており、鮮やかな8K映像を通して「竹林の小径(こみち)」や落柿舎、常寂光寺など会場北部の嵯峨野エリアにも人を呼び込もうと企画した。

 同社は京都府と連携し、渡月橋下流の桂川両岸に5Gの移動局装置を整備。この日、左岸側で撮影した渡月橋が映像伝送システムを介し、右岸側に置いたシャープ製の大型8K対応テレビに橋を渡る人の様子までくっきりと映し出された。2台あるテレビのうち1台は、あらかじめ嵯峨野エリアで収録した名所の映像を流した。

 実験は14日夜も行う。嵐山花灯路は17日まで。