国内外の有名ブランドが並び、女性客でにぎわうバレンタインチョコの特設売り場(京都市下京区・大丸京都店)

国内外の有名ブランドが並び、女性客でにぎわうバレンタインチョコの特設売り場(京都市下京区・大丸京都店)

 2月14日のバレンタインデーに向けた商戦が京都市内の百貨店で本格化している。各店は国内外の有名ブランドを販売会場に並べ、「イートイン」を拡大してチョコスイーツ全体を楽しむ催しとバレンタインを位置づける。近年は、自らへのご褒美など「自分買い」の人気が女性の間で高まり、購入者の過半数を占めるという。

 ガトーショコラ、チョコレートボンボン、チョコサンド…。大丸京都店(下京区)は「ショコラ・プロムナード」と題し、バレンタイン当日までフランスやベルギーなど約100ブランドのさまざまなチョコをそろえる。実演販売にも力を入れ、牛乳とコラーゲンを凍らせた新食感の飲み物や、チーズのソフトクリーム、チョコチップのマフィンなど、できたての甘いスイーツを会場で振る舞う。
 京都高島屋(同区)は「アムール・デュ・ショコラ」と銘打ち、約150ブランドを展開。フランスで活躍するショコラティエ6人によるオリジナルチョコセットなどを売り出す。ジェイアール京都伊勢丹(同区)の「サロン・デュ・ショコラ」には約120ブランドが集い、パリに店を構えるパティシエ青木定治さんが手掛けた同店限定の新作アイスなどを販売する。
 京都伊勢丹の洋菓子バイヤー元木麻生さん(38)は「チョコの単価上昇とともに『ご褒美』の要素が強まり、バレンタインは自分自身で楽しむ催しに変わってきている」とトレンドの変化を語る。