高御座と御帳台を載せ建春門から京都御所に入る車列(11日午後5時35分、京都市上京区)

高御座と御帳台を載せ建春門から京都御所に入る車列(11日午後5時35分、京都市上京区)

 天皇即位の中心儀式「即位礼正殿(せいでん)の儀」で用いられた「高御座(たかみくら)」と「御帳台(みちょうだい)」が11日、東京・皇居から保管先の京都御所(京都市上京区)に陸送された。代替わりを象徴する調度品が戻り、3月1日から京都御所で一般公開される。
 高御座は昨年10月22日の儀式で天皇陛下が上られた玉座。高さ約6・5メートル、重さ約8トン。黒漆塗りの壇の上に八角形の屋根が据えられ、大小の鳳凰(ほうおう)や金具細工で飾られている。御帳台には皇后さまが立たれた。いずれも2018年9月、京都御所から皇居へ移送していた。
 この日は、解体した部材をトラック8台に積載し、午前8時に皇居乾門を出発。高速道路を経由し、午後5時35分に京都御所建春門に到着した。宮内庁によると、トラブルは確認されなかった。今後、紫宸殿(ししんでん)への搬入作業が行われる。
 京都御所では3月1~22日の日程で、高御座や御帳台などが無料で公開される(休園日は非公開=2日を除く)。