白い棒状の獣害防止用パイプで覆われたサクラの苗木。山の斜面に点在している(京都府南丹市美山町豊郷)

白い棒状の獣害防止用パイプで覆われたサクラの苗木。山の斜面に点在している(京都府南丹市美山町豊郷)

植樹したサクラの苗木に獣害防止用のパイプを取り付ける住民ら

植樹したサクラの苗木に獣害防止用のパイプを取り付ける住民ら

 京都府南丹市美山町豊郷の洞地区の住民らでつくる「美山千本桜実行委員会」はこのほど、サクラの苗木150本を同地区にある「洞のホタル街道」周辺の山に植樹した。2月にも150本を植え、再来年中には目標の千本を達成してサクラの名所に育てていく方針だ。

 多くの滝やシャクナゲ、ホタルの名所がある洞地区。新たにサクラの名所も加え、より多くの人に訪れてもらおうと3年前から取り組み、樹木のオーナー制を採用し協賛者を増やしている。
 1月26日には地元や京都市内から9人が参加。シダレザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノなど高さ2メートル前後の苗木を山の急斜面に植え、シカ害を防ぐパイプで覆っていった。
 昨年までに50本ほど植えており今年中に計400本、来年、再来年と300本ずつをホタル街道沿いの約1キロにわたって植樹していくという。実行委の木村光一会長(71)は「これまでに植えたサクラが今春は少し咲くかもしれない。今回植えた苗木も大切に育てて花を咲かせたい」と話している。