日だまりで早くも七分咲きとなった白梅 (京都府城陽市中)

日だまりで早くも七分咲きとなった白梅 (京都府城陽市中)

 京都府内有数の梅どころとして知られる城陽市の青谷梅林で、早くも梅の花がちらほらと咲き始めている。暖冬で2週間ほど早めといい、「梅まつり」(22日~3月15日)を前に関係者が「最後までもつか」と気をもんでいる。

 同市中中山の「まつり」主会場周辺では、早咲きの紅梅がすでに見頃を迎えた。大半を占める白梅もちらほら咲きとなり、日だまりでは七分咲きの木もある。

 「去年も早めだったが、今年は比べものにならない」。地元で梅の栽培や加工販売を手掛ける「青谷梅工房」の代表田中昭夫さん(64)は、驚きを隠さない。

 市内では、特産の「城州白」や「白加賀」などを約20ヘクタールで栽培し、実を出荷している。市農政課によると、開花は例年、まつりが始まる2月下旬ごろという。

 原因とみられるのは記録的な暖冬だ。京都地方気象台によると、京田辺市の1月の平均気温は6・8度(平年値3・8度)。記録が残る1979年以降で最も高く、2位の5・6度(89年)を大きく上回った。

 「まつりの序盤は見頃かも知れないけど、終盤が心配」と田中さんは懸念する。市まちづくり活性部の中村雅彦次長も「例年、まつりの期間中に徐々に咲くのを楽しんでもらっているが…」と戸惑っている。

 2月14日以降は、電話の自動音声で会場周辺の開花状況を聞ける。0774(55)5003。