物資を受け取った大連市政府の関係者ら(中国・大連市、大連周水子国際空港)=提供写真

物資を受け取った大連市政府の関係者ら(中国・大連市、大連周水子国際空港)=提供写真

支援物資に貼られた漢詩の応援メッセージ(舞鶴市北吸・市役所)=提供写真

支援物資に貼られた漢詩の応援メッセージ(舞鶴市北吸・市役所)=提供写真

 中国・武漢市を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いているのを受け、京都府舞鶴市は12日、友好都市の同国・大連市に医療関係者向けのマスクや手袋などを贈った、と発表した。物資を入れた箱に貼った漢詩の応援メッセージが、中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」で話題になり、感激のコメントが相次いでいる。

 両市は1982年、友好都市提携を結んだ。先月末、大連市政府から医療用物資の調達について依頼があり、協力を決めた。

 贈ったのは、医療関係者向けの電動ファン付きマスク5セット、取り換え用のろ過フィルター100個、手袋100組。9日に関西空港から発送した。

 漢詩のメッセージは、唐時代の詩人、王昌齢が友人に向けた詩の一節で「風も雨も乗り越えてきた親友が、遠く離れたところに住んでいても、同じ空で同じ月を眺めている」という意味。大連市出身の国際交流員の助言で選んだ。舞鶴市によると、ニュース動画が微博にアップされると拡散し「ウイルスが去ったら絶対に日本、特に舞鶴に応援に行く」などの書き込みもあるという。

 市は引き続き、医学用防護マスクや使い捨て防護服なども調達し、送る予定。

 また綾部市も1月31日、友好都市である中国・常熟市と、支援を要請してきた同・内江市にマスクを各2千枚送った。