松の生育などに影響を与えるとして広葉樹を伐採する作業員(宮津市・天橋立)

松の生育などに影響を与えるとして広葉樹を伐採する作業員(宮津市・天橋立)

 白砂青松の景観で知られる天橋立(京都府宮津市)で松の成長や松並木の風景に影響を与える広葉樹の伐採が行われている。本年度は中央部の小女郎の小径の北東約7600平方メートルで約100本を切る。

 管理する府丹後土木事務所によると、天橋立では松枯れや台風による倒木といった被害が相次いだ時期があった。これを受けて2018年に学識経験者や樹木医らでつくる「天橋立公園松並木景観保全委員会」を設置。モチノキなど広葉樹の伐採や富栄養化した土壌の入れ替え、松の苗木の補植を実施すると決めた。
 13日は同事務所から委託を受けた建設会社の作業員らがテープで印を付けた雑木の枝を次々と払い、重機やチェーンソーを使って幹を切り倒した。伐採した幹はチップに加工するという。
 同事務所は「景観が劇的に変化しないように意識しながら伐採を進めたい」としている。