故人のメールを読み返し、目頭を押さえる女性(滋賀県彦根市竹ケ鼻町・ビバシティ平和堂)

故人のメールを読み返し、目頭を押さえる女性(滋賀県彦根市竹ケ鼻町・ビバシティ平和堂)

 電源が入らなくなり内蔵データを見ることができなくなった携帯電話を再起動させる催し「おもいでケータイ再起動」が、滋賀県彦根市竹ケ鼻町のビバシティ平和堂であった。古びた端末を持ち寄った市民らが、画面によみがえった写真やメールを見ながら過ぎし日を懐かしんだ。

 この日は12人が専用の装置で再起動してもらい画像やメールを再生。市内の40代女性は端末に残っていた生後間もないころの娘の写真、10年近く前に亡くなった職場仲間のメールを読み返し、「懐かしい。思い出します。使っていた当時に戻ったような気がします」と涙ぐんでいた。
 KDDIが主催。これまで全国各地で約7千人が体験したという。