男子シングルス決勝 力強いフォアハンドで攻め、初優勝した小ノ沢(島津アリーナ京都)

男子シングルス決勝 力強いフォアハンドで攻め、初優勝した小ノ沢(島津アリーナ京都)

 島津全日本室内テニスは16日、島津アリーナ京都で男子シングルス決勝を行い、第8シードの小ノ沢新(イカイ)が7-6、6-2で第4シードの川橋勇太(あきやま病院)を破って初優勝し、ダブルスとの「2冠」を果たした。

 18日から女子(本戦)が行われる。

■勝負どころで洞察光る

 タイブレークとなった第1セット。小ノ沢は4-5とリードを許し、鋭い洞察力を働かせた。「相手がポジションを少し下げ、ボールを置きにきた。開き直るしかない」。ここまでほとんど見せなかったネットプレーで3ポイントを連取。31歳は勝負どころを逃さなかった。
 サウスポーから繰り出す回転量の多いサーブで主導権を握った。今大会序盤は不調だったが、プロ選手の妻からトスの高さなど助言を受けた。サーブレシーブは「ハードヒットせず、真ん中の深い位置を狙った」と終始安定し、仁木拓人(三菱電機、立命大出)と組んだダブルスに続き頂点に立った。
 近年はダブルスのパートナー探しで苦心した。「テニスをやめようと思った」ほどモチベーションが上がらない時期もあったが、昨年、国内大会のシングルスで優勝して復調の兆しをつかんだ。次の目標は、約1年半遠ざかる国際大会への出場。「一から頑張りたい」と誓った。