大津地裁

大津地裁

 大津市で昨年5月に保育園児の列へ車が突っ込み園児ら16人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた無職の女(53)が17日、異例の2度目の判決言い渡し期日を大津地裁で迎えた。審理が再開され、女は「間違いありません」と起訴事実を認め、事故について防止柵が当時はなかったことや園児の待機場所が電柱の影でなかったなど「いろんな要素が重なったが、私がすべて悪い」と述べ、併合審理されているストーカー事件については「会ったことは一度もありません」と話した。

 この日再開された審理で再び論告求刑を行い、即日判決を言い渡す予定。

 裁判は昨年12月10日に一度結審したが、今年1月16日の判決期日の法廷で、被告が保釈中に起こした男性へのストーカー事件で一転して争う意向を示したため、地裁は判決言い渡しを延期していた。

 起訴状によると、昨年5月8日、大津市大萱6丁目の丁字路で、乗用車を運転中に確認を怠って右折し、対向の軽乗用車と衝突。軽乗用車を園児列に突入させ、園児2人を死亡させ、計14人に重軽傷を負わせた、などとしている。

 併合審理されていた出会い系サイトで知り合った男性へのストーカー規制法違反罪に問われている事件は、起訴状によると、保釈中の昨年8~9月、出会い系サイトで知り合った40代男性を会員制交流サイト(SNS)で脅迫したとされる。