民家の屋根裏につるして乾燥させる「へんごさ餅」(宮津市田原)

民家の屋根裏につるして乾燥させる「へんごさ餅」(宮津市田原)

 京都府宮津市最北端の田原地区で特産品「へんごさ餅」が生産の最盛期を迎えている。田原農産加工グループの女性3人が手作りし、短冊状の餅を民家の屋根裏に並べて乾燥させる作業を続けている。

 へんごさ餅はもち米にヨモギを混ぜて3カ月ほど乾燥させた保存食。メンバーたちが育てたもち米と山で摘んだヨモギを使っている。
 作業では、前日について円形に伸ばした餅を長さ20センチ、幅7センチに切り分け、防腐剤代わりになるというわらで2枚一組に結束。民家の屋根裏に運び、次々とつるしている。
 製造は3月上旬まで続く予定。この時期は乾燥前のへんごさ餅も同市浜町の道の駅内にある農産物等直売所「宮津まごころ市」で販売している。中村喜代乃さん(82)は「焼いて砂糖じょうゆで食べるのが最高においしい」と話していた。