練習初日から、選手たちに熱っぽく語りかけるレイジェンド滋賀の今西新監督(守山市・ビッグレイク)

練習初日から、選手たちに熱っぽく語りかけるレイジェンド滋賀の今西新監督(守山市・ビッグレイク)

 サッカー関西リーグ1部のレイジェンド滋賀FCの新監督に、京都府立南丹高サッカー部を率いた今西晃一氏(61)が就いた。かつて選手や監督として関西リーグから日本フットボールリーグ(JFL)昇格を果たした経験を生かし、「こんな機会をいただき感謝している。結果で恩返ししたい。リーグに何か一石を投じたい」と熱く語る。

 京都府八木町(現南丹市)出身。園部高、大体大を経て、京都サンガFCの前身となる京都紫光クラブでDFとしてプレーし、主将も務めた。1993年から教育研究社FCの監督となり、京都府社会人4部からJFLまで引き上げた。遠征費などに多額の私費を投じたほどの熱血漢。その後は10年間高校で指導し、昨春の退職後、思い出のリーグから声がかかった。
 チームは昨季、リーグ8チーム中6位。今西監督は試合の視察を重ね「相手のレベルに応じた、勝てるサッカーを」と、シンプルで速い攻撃を模索する。
 チーム始動日の2月3日、素走りのタイムを計り、一人一人の特徴を観察。若いチームに「危機感を持ってもらいたい」と、あえて厳しく投げかけた。若き指揮官時代、ぎらぎらした選手と手弁当でチームを作り上げた当時と今を重ね合わせる。「自分だけでなく、誰かのためにプレーしてほしい。そうすればチームは愛される」。4月の開幕戦へ、新たな挑戦が始まる。