クリスマスツリーにカメラをかざすと、サンタクロースが登場するアプリ(下京区・京都駅ビル室町小路広場)

クリスマスツリーにカメラをかざすと、サンタクロースが登場するアプリ(下京区・京都駅ビル室町小路広場)

 京都市内の百貨店やホテルで、クリスマス商戦が熱を帯びている。今年は自分流にアレンジできる飾りや手頃な価格の雑貨が人気といい、景気回復を背景に個人消費の拡大を取り込もうと各店が工夫を凝らしている。

 京都高島屋(下京区)では、今年も11月上旬から特設スペースで約80点を展開している。小型のクリスマスツリーやリースのほか、1本数百円から販売する花や葉の付いた枝を束状に組み合わせる壁飾り「スワッグ」が人気。収納に場所をとらず、別売りの装飾品で自己流にアレンジできるのも魅力という。

 一見するとクリスマス用の飾りや置物と分からない、針金製や木目調の雑貨も売れ筋だ。「1人暮らしやマンション住まいの方で、インテリアにこだわりを持つ女性に好評」(広報・IR室)とみる。

 ジェイアール京都伊勢丹(同区)は、5400円以下で「ちょっと気の利いた」ギフトを紹介。キッチン用品や文具、入浴剤など多彩な品ぞろえで集客を図る。大丸京都店(同区)も、女性客を対象に事前アンケートしたアクセサリーの人気順を公表し、男性客の参考となるようアピールしている。

 クリスマスムードを高める企画も本格化している。京都駅ビル開発(同区)は、同駅の南北自由通路にフォトスポットを設置したほか、AR(拡張現実)を活用したスマートフォンアプリを配信。駅ビルの室町小路広場にあるクリスマスツリーなどにカメラをかざすと、雪が舞う中にサンタクロースが登場する。

 リーガロイヤルホテル京都(同区)は22、23日限定で、サンタクロースが部屋を訪れる宿泊プランを販売。記念撮影もでき、家族連れら10組がすでに予約しているという。