自身の後援団体の総会を巡る赤字補填について釈明する三崎政直市長(右)=19日午後3時10分、京丹後市峰山町

自身の後援団体の総会を巡る赤字補填について釈明する三崎政直市長(右)=19日午後3時10分、京丹後市峰山町

 京都府京丹後市の三崎政直市長の後援団体が、選挙区内の有権者が出席した酒食を伴う総会の参加費を一部負担していた問題で、三崎氏は19日、記者会見し、「誤解を招いた事実はある。これからの後援会活動を見直す必要がある」と述べた。有権者への利益供与を禁じた公選法に違反する恐れについては「公選法の例外に該当する」と釈明した。


 三崎氏は会見で1人当たり2千円超の補塡(ほてん)額について「社会通念上許される額かは判断しかねる」と明言を避けながらも、「誤解を招く額だった」と話した。後援会の収入が総会参加費を除き全て三崎氏の寄付で、補塡の事実上の原資となった点には「後援会の要望を聞いて寄付をしていた。(赤字の補塡など)費用の明細や事業の中身は分からなかった」とした。
 同席した後援会の代理人弁護士は、「酒食の提供が主たる目的ではない」と強調。公選法が例外として認める「後援団体の設立目的により行う行事または事業に関する場合」に当たるとの認識を示した。
 三崎氏の後援団体「みさき政直後援会」の政治資金収支報告書によると、年1回開く総会で、2016~18年に参加費として計約70万円の収入があったが、会場となったホテルへの支出は約150万円で差額の計約80万円分を団体で肩代わりしていた。総会では三崎氏の市政報告などの後、食事や酒が提供された。
 三崎氏は会見後の市議会全員協議会で「今回の指摘を真摯に受け止め、さらに説明責任を果たして不信を招かないよう、職責を全うしたい」と述べた。