草津市が随意契約で購入の意向を示した烏丸半島の未利用地(草津市下物町)

草津市が随意契約で購入の意向を示した烏丸半島の未利用地(草津市下物町)

 滋賀県草津市は17日、水資源機構が保有する烏丸半島(同市下物町)中央部の未利用地約9ヘクタールについて、随意契約で購入する意向を表明した。市土地開発公社が取得した後、民間事業者に貸し付け、「周辺施設と調和したレクリエーション施設を整備したい」との構想を描いている。

 半島には県と市が一部の土地を無償で借りて建設した県立琵琶湖博物館や市立水生植物公園みずの森などがある。未利用地は両施設の間に位置し、民間活用に向けて同機構と県、市が約30年にわたり協議を続けたが、リゾート開発計画などが頓挫していた。

 同機構が未利用地を一般競争入札で売却する方針を固めたことを受け、市は「投資目的で民間に保有される可能性がある」と、遊休地のままになるリスクを懸念。「市のまちづくりに沿った土地利用を図りたい」として17日に同機構琵琶湖開発総合管理所(大津市)に購入を申し入れた。

 半島は市都市計画マスタープランで「レクリエーション地区」とされ、市は宿泊や飲食などができる施設の整備を想定。今後、不動産鑑定に基づいて購入価格を算定する。契約を結べば、公募型プロポーザル(提案)方式で業者を選ぶ方針という。

 同管理所は「市の土地利用目的を確認し、売却可能か精査する。なるべく速やかに判断したい」としている。