陶房にずらりと並ぶバラエティー豊かなひな人形(甲賀市信楽町長野・リリーオブザバレー)

陶房にずらりと並ぶバラエティー豊かなひな人形(甲賀市信楽町長野・リリーオブザバレー)

 女性陶芸家の半生を描くNHK連続テレビ小説「スカーレット」の舞台である甲賀市信楽町の窯元で、信楽焼のひな人形がお目見えし、3月3日の桃の節句を待っている。

 一帯の窯元では、今月上旬ごろから、個性豊かなひな人形が次々と焼き上がっている。
 同町長野の陶房「リリーオブザバレー」では、陶芸家とみますしょうこさん(50)が手掛ける陶人形がずらりと並ぶ。だるま型の人形はほほを赤らめた愛くるしい表情。体はざらりとした粒状感のある風合いに仕上げた。板状の粘土を丸めて和装を表現した人形は、黒を基調にシンプルな色使いで、品のあるすまし顔を披露している。
 約80対を焼き上げ、彩色を施して地元の陶器店などで販売する。とみますさんは「キュンとくる表情を見てもらい、心豊かに春を迎えてほしい」と話す。問い合わせはリリーオブザバレー0748(82)0446。