開店する農産物直売レストランで販売される地元産の野菜。住民たちが地域活性化を目指す(京都府亀岡市畑野町)

開店する農産物直売レストランで販売される地元産の野菜。住民たちが地域活性化を目指す(京都府亀岡市畑野町)

 京都府亀岡市畑野町で昨年9月末に閉店したコンビニ店の建物で、地元住民による農産物直売・レストラン「るり渓 山郷(やまざと)の駅」が22日、オープンした。新鮮な米や野菜などを販売するほか、地元食材を生かした料理で地域活性化を目指す。

 運営するのは、地元の土ケ畑営農組合有志。2018年12月に合同会社「るり渓 山郷の駅」を立ち上げ、直売所開設を目指していた。町内で唯一の日用品店だったコンビニ店の閉店を機に、所有者に店舗の活用を打診。農家の販路確保と、住民の雇用の場を創出するため、開業することになった。
 平屋建ての店内(売り場面積約120平方メートル)には、農産物直売所「こぶしの里」、レストラン「深山(みやま)」が入る。キヌヒカリやダイコンなどが並ぶほか、レストランでは季節の野菜を使ったメニューを提供する。地元の作家が制作したアクセサリーなども販売する。
 市北西端の山間部にある同町は、過疎高齢化が進行し、買い物難民も深刻化する。同社代表の今西聡さん(67)は「店舗が軌道に乗れば農家の励みにもなり、活性化につながる。住民たちが気軽に集える場にもしていきたい」と期待する。
 直売所は午前9時~午後5時、レストランは午前11時~午後4時。定休日は月、火曜(祝日は営業)。0771(20)9046。