素早い手さばきでかるたを払い取る女性選手(京都市右京区・嵯峨嵐山文華館)

素早い手さばきでかるたを払い取る女性選手(京都市右京区・嵯峨嵐山文華館)

 全国の競技かるたのトップ選手が集う初の「第1回ちはやふる小倉山杯」が23日、小倉百人一首ゆかりの京都市右京区の嵯峨嵐山文華館で開かれた。約540人が観戦し、第一線で活躍する選手たちの素早い手さばきを、固唾(かたず)をのんで見守った。


 競技かるたの魅力や迫力を多くの人に感じてもらおうと、全日本かるた協会(東京都)が企画。競技かるたを題材とした漫画「ちはやふる」の作者で、漫画家の末次由紀さんが立ち上げた「一般社団法人ちはやふる基金」と共同で初めて大会を開いた。
 大会には、昨年から今年にかけて行われた競技かるたの全国大会優勝者やタイトル保持者らトップ選手の男女8人が出場した。静寂に包まれた会場内で、読み手が上の句を詠み始めると、はかま姿の選手たちが瞬時に下の句の札を払い取っていた。来場者たちは、張り詰めた雰囲気の中で繰り広げられる熱戦に息を凝らして見入っていた。
 東京都から父親と訪れた小学4年の女児(10)は「初めてトップ選手の競技かるたを間近で観戦した。札を取るのが早くて驚いた」と話していた。
 大会は山下恵令さん(東京都)が優勝した。