京都大で入試会場の扉を消毒するなど準備を進める職員ら(京都市左京区)

京都大で入試会場の扉を消毒するなど準備を進める職員ら(京都市左京区)

 国公立大入試の2次試験前期日程が25日、全国各地で始まる。京都、滋賀では京都大や滋賀大など10大学に約1万4千人が挑む。新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)が世界的に広がる中、京都市左京区の京都大では試験会場の入り口に消毒液を置くなど対策が取られた。

 文部科学省によると、前期日程は全国168大学580学部で実施。志願者は24万3052人で、募集人員に対する倍率は3・0倍となっている。中後期日程を含む全体の志願者数は43万9565人で昨年を3万271人下回り、大学入試センター試験が始まった1990年以降最少という。

 学部系統別の倍率も昨年より減少。人文・社会系、農・水産系、医・歯系、薬・看護系、教員養成系は0・3~0・5ポイント、理工系も0・1ポイント減った。

 京滋最多の前期7347人が志願した京大では21日、職員が受験番号を記した紙を机に貼るなど会場の準備を進めた。例年はない消毒液を設置したり会場の扉を消毒したりして感染症対策も行った。

 中期日程は3月8日から、後期日程は3月12日以降に始まる。今年は新型コロナウイルス感染で2次試験を受けられない受験生が出た場合を想定し、京都府立大や京都工芸繊維大が大学入試センター試験の成績で合否判定したり、通常の日程と別に新たに出願日を設けたりするなどの特別措置を公表している。