城陽市が無料利用時間を短縮する方針を掲げている文化パルク城陽の駐車場(京都府城陽市寺田)

城陽市が無料利用時間を短縮する方針を掲げている文化パルク城陽の駐車場(京都府城陽市寺田)

 京都府城陽市は25日開会の市議会3月定例会に、7月1日から文化パルク城陽(文パル)の駐車場の無料時間を短縮する条例改正案を提出する。定例会には、駐車料金の減免を求める市民の請願も提出される予定で、条例改正には反発も予想される。

 文パルの駐車場は現在、2時間までは無料で、それを超えると普通車の場合、入庫から1時間当たり100円を徴収している。条例改正案では無料時間を「1時間まで」に短縮する。入庫から24時間までの上限料金(2100円)も導入する。
 市教育委員会文化・スポーツ推進課によると、2018年度の駐車料収入は約1300万円。駐車した約14万台のうち4分の3以上が無料利用だった。
 無料時間内に出庫してすぐに再入庫し、料金を払っていない来館者もおり、他の利用者から「不正ではないか」との指摘も上がっていた。受益者負担の公平性も踏まえ、時間を短縮する方針を決めた。
 収入は施設の管理・運営に充てており、短縮で年間約1千万円(20年度は約800万円)の増収を見込む。
 一方、市民の請願は、文パル内にある寺田コミュニティセンター(コミセン)を引き合いに、他のコミセン同様、利用者は無料にするよう求める。また、コミセン利用以外の市民や市教委に登録した社会教育団体の無料時間も、条例改正案とは逆に、3時間まで延ばすよう訴える。
 条例改正案には、21年4月から、文パルの会議室などの利用時間区分を改定し、ホールの楽屋使用料を冷暖房使用料を含む料金に変更する内容も盛り込まれている。