縁起の良い図柄が織り込まれたふくさや着物 (京都市上京区・西陣織会館)

縁起の良い図柄が織り込まれたふくさや着物 (京都市上京区・西陣織会館)

 京都市上京区の西陣織会館で所蔵品展「西陣 春の祝い」が開かれている。松竹梅や宝船など縁起が良いとされる図柄が入った華やかな着物や帯が並び、訪れた人の目を楽しませている。
 令和最初の新年を記念して西陣織物館が企画した。意匠を凝らしてさまざまな吉祥文様を織り込んだ江戸時代以降の約30点を展示している。
 チョウと桜を組み合わせた室内の仕切り幕や、海に昇る真っ赤な太陽と羽ばたく鶴をあしらったふくさ、鳳凰(ほうおう)や亀甲の文様をちりばめた金地の袋帯などがある。西陣織物工業組合が技術保存を目的に1943年に製作した六曲一双の貼交屏風(はりまぜびょうぶ)は、40個以上の扇面が重なり合う構図で、量感や動きまで表現しているという。
 3月24日まで(3、4日は休み)。入場無料。