ペアになって似顔絵を描く参加者と、助言する村上警部補(左から2人目)=大津市打出浜・県警本部

ペアになって似顔絵を描く参加者と、助言する村上警部補(左から2人目)=大津市打出浜・県警本部

 捜査用似顔絵の上級者向け講習会が25日、大津市打出浜の県警本部で開かれた。県警の第一人者で、来月で定年退職する鑑識課の村上憲治警部補(60)が、最後の講師役を務め、特徴の捉え方などを伝授した。
 捜査用似顔絵は、県警では約35年前から導入された。村上警部補は当初から描き手として活躍し、後進の育成にも尽力してきた。
 講習会は、捜査で似顔絵を描いた経験を持つ12人が参加、2人組で互いをスケッチした後、目撃証言から容疑者を描く練習をした。参加者は「目と眉の距離は」「どんな仕事をしていそうか」といった質問をし、村上警部補は「まず輪郭を決め、目鼻を配置して」などと助言していた。
 鑑識課の木原真知子巡査長(32)は「難しいのは、目撃者に『似顔絵が何か違う』と言われた後、違和感の正体を突きとめる作業。村上さんの技術を継いでいきたい」と話していた。