老朽化のため、2018年度から授業で使われていないプール(京都府城陽市平川・北城陽中)

老朽化のため、2018年度から授業で使われていないプール(京都府城陽市平川・北城陽中)

 京都府城陽市は25日、プールの老朽化で2018年度から水泳授業が行われていなかった北城陽中で、20年度から民間業者に委託して、校外の屋内プールで授業をする方針を明らかにした。

 同日開会の市議会3月定例会に、業務委託費260万円を盛り込んだ20年度一般会計当初予算案を提出した。
 市教育委員会や北城陽中によると、プールは漏水や、ろ過装置の不具合があり、18年度から2年間かけて改修する予定だったが入札が成立せず、見送られている。
 学校などのプールの大規模改修には一般的に2億円程度が必要で、市の積算額と業者の見積額に大きな開きがあったという。
 市の方針では、屋内プールのある民間スポーツクラブなどに委託し、指導は学校教員と民間のインストラクターが行う。施設の改修や維持管理費が抑えられ、教員の負担軽減も期待できるという。
 他の中学でも老朽化が進むことを踏まえ、同校での先行的な導入を決めた。
 城陽市の中学校での水泳授業は1、2年だけだが、北城陽中では20年度、3年生も特例で時間を設ける。平野達郎校長は「うちだけが水泳の授業をしていなかったのは、生徒に申し訳ないと思っていた。インストラクターの指導は有意義な時間になると思う」と話している。