滋賀県庁

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 滋賀県は25日、豚熱(CSF)に感染した野生イノシシを甲賀市で初めて1頭確認したと発表した。同市は国が豚熱封じ込めのために構築した「ワクチンベルト」の外に当たり、県畜産課は「陽性の地域が広がりつつある」と警戒している。
 7~17日に長浜、東近江を含む3市で見つかった計9頭の陽性例のうちの1頭。捕獲場所は甲賀市甲賀町神保で、これまで最南端だった東近江市鈴町の南約15キロに位置する。野生イノシシの感染例は昨年9月以降、県東・北部で計138頭となった。
 また、県は3回目のワクチン入り餌の散布結果について、野生イノシシの「摂取率」は38%だったと発表した。散布は2月4~7日、東近江市、彦根市、高島市、多賀町の3市1町の山間部(185カ所、計5596個)で実施し、5日後から順次回収。未回収分2053個をイノシシが全て食べたとみなして摂取率を計算した。県は、感染地域の広がりを考慮した上で、3月に4回目の散布を実施する予定。