京都府庁

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 京都府教育委員会は26日、府内の学校(京都市立を除く)で2019年度2学期に実施したいじめ調査の結果を公表した。小学校での認知件数は13年度の調査開始以降初めて1万件を下回り、前年同期比8・8%減の9735件だった。心身に大きな被害を受けた「重大事態」はなかった。
 アンケート方式で1、2学期の年2回、全小中高校、特別支援学校で調査。今回は計12万2371人が回答した。
 小学校で認知されたいじめのうち解消したのは323件にとどまった。中学校の認知件数は前年同期比3件増の938件で、うち解消は70件、いじめが続く「要指導」は104件。高校は260件、特別支援学校は85件が認知された。
 小中学校のいじめの内容で最多は「からかいや悪口など嫌なことを言われる」の計6184件で「軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたり、蹴られたりする」「仲間はずれ、集団による無視をされる」が続いた。高校では「嫌なことを言われる」に次いで「パソコンやスマートフォンなどで誹謗(ひぼう)中傷や嫌なことをされる」が多かった。
 前回19年度1学期で「重大事態」だった小中学校、特別支援学校でのいじめ3件は未解消事案の「見守り」に分類された。
 調査結果について府教委は「重大事態がなかったから良いという訳ではない。引き続き認知したら学校全体で速やかに対応していきたい」としている。