【イメージ写真】品薄が続くマスク

【イメージ写真】品薄が続くマスク

 京都府保険医協会が新型コロナウイルスの感染拡大によるマスクや消毒液の供給への影響について、加盟病院と開業医に対し緊急アンケートを実施したところ、回答した病院・開業医の8割前後が「足りない」「一定期間しか持たない」と答えた。

 21~26日に調査し、病院69施設(回答率44%)と開業医41人(同41%)が回答した。
 マスクが「すでに足りない」「一定期間内までしか持たない」と回答した病院は計88%に上り、在庫があっても3月末で尽きるとした病院が目立った。開業医も計70%が不足を訴えた。病院・開業医ともに7割以上が「注文しているが入荷しない」と答えた。
 消毒液も病院の80%、開業医の59%が不足と答え、いずれも4割以上が入荷待ちの状態だった。
 このほか、プラスチック手袋や防護服などが足りないとの訴えや「備蓄を抱えておらずマスク使用を制限している」「クルーズ船の帰国者が近隣にいれば情報がほしい」などの声が寄せられた。
 政府の対策基本方針では、感染が大きく増えた地域では、一般医療機関での受け入れを想定している。医師の間でも不安が出ているといい、同協会は府と京都市に災害用に備蓄しているマスクや消毒液の提供を要請した。「日常診療での院内感染対策が滞りなく行えるよう対処してほしい」としている。
 府もマスクなど衛生用品の確保に苦慮している。「帰国者・接触者外来」を開設している医療機関向けに必要な物資を供給するため、13日の府議会は関連の補正予算案を即日可決した。しかし、26日時点でもマスクなどの購入のめどがたっていないという。