明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」の持ち手で柄に隠れる部分に刻まれた光秀の官職「日向守」の文字(犬山城白帝文庫提供)

 明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」の持ち手で柄に隠れる部分に刻まれた光秀の官職「日向守」の文字(犬山城白帝文庫提供)

 愛知県犬山市文化史料館「城とまちミュージアム」で27日、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀が所有していたとされる脇差し「明智兼光」の特別公開が始まった。刃渡りは約50センチ。刀の持ち手で柄に隠れる部分には光秀の官職だった「日向守」という文字が刻まれている。展示は4月7日まで。

 脇差しを所有する「犬山城白帝文庫」によると、鎌倉時代後期から南北朝時代にかけて活躍した刀工によって作られたもので、光秀に渡った詳しい経緯は分かっていない。1577年に光秀が誰かに献上したとする記録が犬山城の台帳に残っているが、献上相手は定かではないという。