大津地裁

大津地裁

 生コンクリートの調達を巡る恐喝未遂事件で、工事関係者を脅したなどとして、恐喝未遂などの罪に問われた全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の元執行委員の男(39)の判決公判が27日、大津地裁であった。今井輝幸裁判官は懲役3年執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、同支部の幹部らと共謀し、滋賀県東近江市の建設工事に同支部と関係のある会社から生コンを供給させようと企て、2017年3~7月、大阪市の商社支店に対し「大変なことになりますよ」などと脅迫した上で、工事現場で軽微な因縁を付け、業務を中断させるなどした。

 今井裁判官は判決理由で「犯行は悪質で、組織の幹部として重要な役割を果たした」と指摘。一方で「共犯者と比べれば従属的」とし、反省し同支部との関係を断ち切ったことなどを情状として考慮した。