大津地裁

大津地裁

 大津市で昨年5月に保育園児の列に車が突っ込み園児ら16人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた被告(53)の女側が、禁錮4年6月とした一審判決を不服として大阪高裁に控訴したことが27日、分かった。控訴は26日付。

 今月17日の一審大津地裁判決は「最も基本的な注意義務を完全に怠った」と指摘し、被告が乗用車を運転中、前方注視をせず漫然と右折したことが事故原因とした。公判で、被告は被害者とその家族に謝罪する一方で、「自身の乗用車と衝突し、列に突っ込んだ車が減速していたら」などと話していた。

 控訴理由について、京都新聞社の取材に、被告側弁護人は「一切答えられない」とした。

 被害者側の弁護団は「被告人は、どんな判決でも受け入れると言っていたにも関わらず、控訴したことは大変遺憾。控訴審でも被害者の皆さんにしっかりと寄り添っていく」とコメントした。