【資料写真】国会議事堂

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 安倍晋三首相が全国の小中高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請した27日、京都、滋賀の保護者や中高生から戸惑いの声が上がった。

 小学6年の娘がいる京都市右京区の女性(40)は「学校は閉鎖空間なので通わせるのは心配。要請は一定理解できる」としつつ、「今日も先生たちと『卒業式まで楽しく過ごしていきましょう』と話したばかり。卒業までたくさん催しもあるはずだったのに残念。昼食の用意などしないといけないが、私にも勤めがある」と当惑した。

 小学1、5年と中学1年の子どもがいる中京区の女性(45)は「3人の子どもがずっと家にいるとなると大変。塾もあるし、外出もしたがると思う。臨時休校中にどう過ごすべきかの指針がほしい」と訴えた。

 小学6年の息子を育てる大津市の自営業の男性(55)は「政府の対応は後手後手で、そのつけが子どもたちに回ってきた」と憤った。小学6年の長女がいる同市の会社員の女性(45)は「働く保護者も多い。子どもの世話のため、休まざるを得ない人もいるはずで、何らかの支援はないのか」と話した。

 中学卒業を控え、母親と高校の制服の採寸をしていた京都市伏見区の藤森中3年の男子生徒(15)は「明日で授業が最後だと思うとさみしい。高校に入ると友達とばらばらになってしまうので、まだ中学に行きたかった」と残念がった。大津市の近江高2年、女子生徒(17)は「3月からの期末テストや部活はどうなるのか。イベントの自粛要請とか、国がもう少し早く対応していれば収束も早まったのでは」と話した。