京都市内の小中学校などの休校が報告された市緊急対策本部会議(28日、京都市中京区・市役所)

京都市内の小中学校などの休校が報告された市緊急対策本部会議(28日、京都市中京区・市役所)

京都府内(京都市内を除く)各教委が決めた休校期間

京都府内(京都市内を除く)各教委が決めた休校期間

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の拡大防止で政府が小中高校に臨時休校を要請したことを受け、京都府と京都市の両教育委員会は28日、3月初旬から府立と市立の全学校を休校させると発表した。府立は3日、市立は5日から。市教委は共働きなどの家庭事情に配慮し、希望する児童生徒を市立小中学校で受け入れる方針を明らかにした。他の市町などの教委は、協議中とする伊根町以外はいずれも3日から休校する。

 府教委は府立中高校、特別支援学校の74校(分校含む)を13日まで休校し、状況に応じて延長する。政府は2日からと要請していたが、保護者への周知や休校中の学習指導資料の準備などを踏まえた。ウイルス感染が収束した場合に定期テスト実施の可能性を考えて期限を決めた。部活動や補習などの課外活動も休止する。
 橋本幸三教育長は「先が見えない不安がある。学習保障などもあるので、最悪でも年度内に収まってほしい」と話した。
 学期末の成績評価について、府教委はテストができない場合に備えて学校現場と協議を重ねる意向。同日午後、市町教委に速やかな休校実施を依頼した。
 京都市教委は市立小中高校、特別支援学校、幼稚園の261校を休校にする。家庭状況の把握や家庭学習の準備などを行うため、2~4日は通常通りとする。
 期間は春休みを含んで4月に入り、幼小が7日、中学が5日、高校が7日か8日、特別支援学校が7日まで。卒業式や終業式は時間短縮や出席者の制限など対策を講じた上で実施する。
 希望する児童生徒は小中学校で受け入れるが、授業や給食はない。特別支援学校も家庭での対応が難しい場合は受け入れる予定で、給食やスクールバスは継続する。保育園は民間を含めて休園は要請せず、保護者に登園の自粛を求める。放課後学童クラブは通常通りとする。
 6日の公立高入試中期選抜は感染防止対策を取って行い、府と京都市両教委はウイルス感染やその疑いで受験できない場合に追試験を検討している。