男女平等について講演する岡野教授(近江八幡市鷹飼町・県立男女共同参画センター)

男女平等について講演する岡野教授(近江八幡市鷹飼町・県立男女共同参画センター)

 男女平等や女性活躍について考える集会がこのほど、滋賀県近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターであり、男女の社会的格差に詳しい同志社大大学院の岡野八代教授(52)が、男らしさ、女らしさという考えから生まれる問題を解消する「ジェンダー平等」実現の重要性を訴えた。


 3月8日の国際女性デーにちなむ集会で、約60人が参加した。岡野教授は、戸籍制度など政治が決める構造が男女の役割の認識を固定する一因になっていると指摘。さらに、専ら女性が担ってきた家事や育児、介護などの「ケア労働」について「タダと思われてきたが、子どもらの命を守る重要な役割。ジェンダー平等の実現のためにはケア労働にもっと価値を置く社会にしなければならない」と強調した。
 新日本婦人の会滋賀県本部(大津市)などで作る国際女性デー県集会実行委員会が主催した。