京都髙島屋が販売する福袋「ジビエ食育夢袋」

京都髙島屋が販売する福袋「ジビエ食育夢袋」

 新年に向け、京都市内の百貨店で目玉商品となる福袋の準備が進んでいる。来年のえとのイノシシにちなんだジビエ料理のコースや普段は味わえない体験型プランが人気。世代を超えて楽しめる企画で各店とも集客を図る。

 京都高島屋(下京区)では、「ジビエ食育夢袋」を販売。京都府京丹波町の施設で、シカやイノシシの食肉処理や加工過程を見学後、レストランでジビエ料理のディナーを味わう。ジビエを取り巻く環境や食の安全性を学びつつ、料理を堪能する企画だ。抽選で18人まで。

 ほかにも約1年かけて酒米の田植えや収穫体験、酒造り見学を通して日本酒の魅力を体験するプランや最大20人まででテーブルを囲む中華料理店のパーティープランも用意。京都高島屋は「体験や空間を共有できる福袋を多くそろえた。世代共通で楽しめる食に関連した企画は人気が高い」(広報・IR室)とみる。

 ジェイアール京都伊勢丹(同区)は「手の届く価格帯で、個人では実現できない企画を届けたい」(営業推進部)と「夢袋」を販売する。

 目玉は、京都水族館(同区)の閉館後に水槽の前で行うヨガ教室や京都鉄道博物館(同区)の夜間観覧ツアー。手頃な価格で、普段は立ち入れない時間に特別な体験をしてもらう狙いという。

 大丸京都店(同区)は、京都の名所をガイド付きで回るまち歩きツアーをはじめ、小中学生対象にプロバスケットボールの京都ハンナリーズの選手にインタビューする「スポーツ記者体験」も用意した。

 初売りは各店とも1月2日から。いずれの福袋も先着順や抽選で、店頭での申し込みが必要。洋服や雑貨、食料品などの各売り場でも福袋を売り出す。