敷地隣に新庁舎が建設され総合庁舎化される西京区役所(京都市西京区)

敷地隣に新庁舎が建設され総合庁舎化される西京区役所(京都市西京区)

新しい西京区総合庁舎3階に整備予定のテラスのイメージ図=京都市提供

新しい西京区総合庁舎3階に整備予定のテラスのイメージ図=京都市提供

 京都市は、西京区役所を総合庁舎とする整備基本計画をまとめた。同区役所の約600メートル東にある西京保健福祉センター別館の機能を統合し、市内11行政区で最後の総合庁舎化が完了する。2023年度の開所を予定し、事業費は31億4千万円を見込む。


 現在の同区役所は1978年に完成した地下1階、地上6階建て。3階より上は都市再生機構(UR)の住宅が入っている。新庁舎は21年度、区役所東側の市上下水道局西京営業所跡地(約1400平方メートル)に着工する。
 
 新庁舎は地下1階、地上5階の延べ約3700平方メートル。子育て支援関係の部署が入り、区民の交流を目的にしたロビーや会議室も設ける。3階屋外にはテラスを整備する。災害時のライフライン停止に備え、電力や給水、排水のバックアップ機能も導入する。
 
 現区役所は、URとの土地貸借契約が継続する38年10月まで使用を続けた後、新庁舎に移る。基本計画では、現区役所南側にある立体駐車場の敷地(約1300平方メートル)の将来の使い方として新庁舎を増築する方針も示した。
 
 市は昨年8~10月、区民参加のワークショップを計4回開催し、防災や子育て、地域活動の交流に関する意見を基本計画に取り入れた。市地域自治推進室は「区民の交流を育み、防災拠点となる新庁舎にしたい」としている。