【資料写真】消毒液

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 安倍晋三首相が新型コロナウイルス対策で、スポーツジムやビュッフェ形式の食事の自粛を呼び掛けたことから京都や滋賀のジムやホテルは、対応に追われている。

 安倍首相の発言から一夜明けた2日、京都・滋賀などでスポーツクラブ22店舗を運営するグンゼの子会社は、スタジオなど密室でのレッスン休止を決めた。「通いたい人もいるため一律の休業は難しい」(グンゼ広報)とし、営業は続けるが、希望者の臨時休会には返金対応する。京都市内のスポーツクラブは消毒を徹底し、通常通り営業を続ける。経営者は「営業を数週間休めば、倒産も考えねばならない。首相は責任を取れるのか」と憤る。
 ホテルのビュッフェレストランを巡る対応は分かれた。ウェスティン都ホテル京都(東山区)などを運営する近鉄・都ホテルズの全グループホテルは3日から、ホテルグランヴィア京都(下京区)は4日から当面ビュッフェ形式をセットメニューに変更する。びわ湖大津プリンスホテル(大津市)は、「ストロベリーブッフェ」を3日から一時休止。今後、朝食をセットメニューにし、ランチも休止する。京都ホテルオークラ(京都市中京区)も朝食の個別対応やランチ、ディナーの休止を検討している。
 一方、京都ブライトンホテル(上京区)は、希望者にビニール製の手袋を配布するなど感染防止対策を実施。今後の対応は状況をみて判断するという。京阪グループの京都タワーホテル(下京区)はビュッフェ形式で営業を続ける。